ここからは、ことし1年を振り返る「2013回顧」。きょうは、ことしも県内を沸かせたスポーツです!流行語に乗せて、振り返ります!
<プロ野球沖縄キャンプ2月>
球春到来!2月、プロ野球キャンプ!沖縄でキャンプをはる9チームを県全体が大歓迎!特に注目されたのが、大物ルーキー!大谷翔平選手、そして藤浪晋太郎投手。そして宮崎では県出身、東浜巨投手も始動!憧れのプロ野球選手を一目見ようと集まるファンを各地ではこんな商品がお出迎え!
大矢「黒豚とイノシシをかけた国頭村の名物、いのぶた丼です!定員いやいや、違うんです。きょうは大谷選手を応援して特別に2刀流丼です!」
沼尻「こちらの売店では、藤浪選手の等身大タオルが売られています」
歓迎の心がつまった沖縄キャンプ!これぞまさに「おもてなし」!
<琉球ドラゴンプロレス8月>
4月に旗揚げし、8月に高山善廣を招いてビッグマッチ。自分たちで会場設営を行い、おもてなしさらなるプロレス普及を目指す。
<琉球ゴールデンキングス5月、10月>
与那嶺翼選手「最後の最後まで力を出し切ったんですけど…みなさんの期待に応えられなくて…」
2連覇をかけたプレーオフで、有明を前に涙を飲んだ琉球ゴールデンキングス。雪辱を誓い、発足時からキングスを知る伊佐勉HCのもと再出発となったチームはホーム開幕戦こそ落としたものの、現在12連勝中。16勝2敗で西地区の首位を突き進みます!
<琉球コラソン、12月>
こちらも昨シーズンの雪辱に燃える琉球コラソン!現在5位と厳しい状況が続きますが、新戦力棚原良、さらにケガから東長濱秀作がコートに戻るなど明るい話題が出てきました。雪辱に燃える、キングスそしてコラソン!やられたらやりかえす!倍返しだ!
<中部農林高校、県内唯一の女子ラグビー部7月>
県内唯一の女子ラグビー部8月の全国大会に出場。これはやり返せない!?
<FC琉球、J3へ3月、11月>
薩川了洋監督「よし、まだ撮ってるね、ここカットして!松山行こう!」
薩川新監督の薩川節も注目されたFC琉球。そのチームに舞い込んだ朗報!来季からJリーグに新しいカテゴリー、J3が発足!じゃあいつJリーグに入るの?今でしょ!チーム発足時からの夢をかなえ、歓喜の瞬間を迎えたFC琉球!来季はメンバーが大きく入れ替るチーム。どんな進化を見せるのか!
我那覇和樹選手「より注目されると思うので、そこは恥じないようなプレーをして、魅力的なサッカーをして、必ずJ3初代チャンピオンを目指して、頑張っていきたいと思います。」
<夏の甲子園、8月>
夏の甲子園では、県代表沖縄尚学が春のセンバツのリベンジを果たし、8年ぶりに夏の1勝をもぎ取りました!
<高校野球九州大会、決勝は史上初の県勢対決10月>
その後輩たちが挑んだ沖縄開催高校野球秋季九州大会は、まさに「じぇじぇじぇ」な展開!決勝は史上初、沖縄県勢同士の対決!試合は終盤8回、3-2で1点を追う沖尚が2アウトながら2塁3塁のビッグチャンス。代打金城太希!値千金のタイムリーで逆転に成功した沖尚が2年連続優勝を果たします!
<明治神宮野球大会、沖尚初優勝11月>
そして九州代表として挑んだ神宮大会でも沖尚は、じぇじぇじぇなミラクルを起こします!強力日本文理打線に5本のホームランを浴びるなど6回までに0-8…
しかし…ここから奇跡の逆転劇!山城大智の3ランホームランで反撃の狼煙を上げると、諦めない気持ちでつながった沖尚打線が78回で怒涛の9得点!県勢史上初の神宮大会制覇を成し遂げた沖尚。あとは九州大会準優勝の美里工業とともに春のセンバツへの吉報を待つばかりです!
山城大智「次のセンバツ甲子園、去年は1回戦で大敗しているのでその借りを返すためにセンバツでこの優勝を活かして戦っていきたい。」
<フライボード5月>
驚きの新マリンスポーツフライボード
<日本マスターズボディビル選手権9月>
46歳から上は80歳まで、驚愕の肉体を披露
<県内初のダンススイミング11月>
水中で華麗に舞う小学生11月の全国大会ではジュニア部門最高賞受賞!
<比嘉真美子、初優勝4月>
ことしはゴルフ界も沖縄を驚かせました!去年、プロテストに合格したばかりの比嘉真美子が初優勝!4日間の大会での、19歳のツアー初優勝は日本人最年少記録。比嘉はことし2勝を挙げ、新人賞に輝きました!
<宮里優作、苦節12年での初優勝12月>
そして、年の瀬12月、沖縄に感動をもたらしたのは、この人宮里優作。耐えに耐えた苦節12年、涙のツアー初優勝で沖縄のことしのスポーツを締めました!
宮里優作「諦めかけた時もあったんですけど、まだまだ1勝じゃ僕は足りないと思いますんで、2勝3勝と積み重ねていって本当に強いプレーヤーを目指したいと思います。」
ことしも多くのアスリートが熱い思いで汗を流し、そして感動を生んだ、沖縄のスポーツ界。また来年、多くの最高の瞬間が待っているに違いない。