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仲井眞知事は5日の県議会で、普天間基地の辺野古移設の実現可能性について「機能の一部であれ県外に移さないと現実的にはならない」との考えを示しました。

これは県民ネットの玉城義和県議の質問に答えたものです。

仲井眞知事は辺野古移設の実現可能性について困難との見方を示した上で、「仮に百歩譲って辺野古と考えたとしても」という表現を用い次のように述べました。「仮に辺野古だということにしても、長期化しかねない。”県外”を、部分的であれ、機能の一部であれ、ローテーションであれ暫定的であれ、最終的であれ、”県外”は入れ込まないと現実的にはならないと思います。」

また玉城県議が自民党県連の方針転換に対して「公約撤回」と述べたことに対し、自民党県連幹事長の照屋県議から抗議の声があがる一幕もありました。「どんな批判も受けるけど、公約の破棄じゃないよ。極めて不穏当な発言じゃないの。事実に基づかない。これ撤回させて、おかしいでしょ、こんなのは。」

仲井真知事の判断が12月末とされる中、議会は辺野古問題を巡り白熱しています。