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那覇市議会の12月定例会が2日、開会し、冒頭で、普天間基地の辺野古移設を推し進める政府に抗議する意見書を可決しました。
意見書は、辺野古移設を推し進める政府に対し、「政治家に公約の変更を迫り、県民総意を分断し、県知事に埋め立て申請の許可を迫るなど、子や孫の代までアメリカ軍基地を強要しようとしているやり方に、激しい怒りを禁じえない」とした上で、普天間基地の県内移設断念と早期閉鎖・撤去を求めています。
意見書は、退席した自民党会派の一部議員を除く、全会一致で可決されました。移設問題を巡っては、県選出の自民党国会議員や県連が「県外」の公約を転換する中、翁長市長ら市議団がこれに反発するなど、県内の保守層が真っ二つに割れる格好となっています。