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「特定秘密保護法案」について、県内でも反対を訴える沖縄集会が29日夜、那覇市内で開かれました。

県マスコミ労協が開催した集会には、市民およそ300人が参加しました。沖縄の本土復帰の際、日米の密約を暴き、その後、逮捕された元毎日新聞記者の西山太吉さんは「日本の国民の監視能力は先進社会の中で一番低い」と指摘し、国民の監視の低さが現在の事態を招いていると警鐘を鳴らしました。

元県知事の大田昌秀さんは、戦前の戦争体験や自身の知事時代の体験を踏まえながら「沖縄は絶えず他人の手段にされてきた」と述べ「政府は情報を操作する。法律制定後はマスコミも国民も手足を縛られてしまう」と危険性を訴えました。