島尻さん「これからが勝負」
きのう行われた参議院補欠選挙は島尻安伊子さんが初当選しました。その島尻さん、当選から一夜明けて喜びと抱負を語りました。
新人同士の事実上の一騎打ちとなった参議院補欠選挙は、島尻さんが25万5000票余りを獲得。野党が推す狩俣吉正さんに２万7000票の差をつけて初当選しました。当選から一夜明け島尻さんは家族とともに当選の喜びを語りました。
島尻さん「当選させていただいたのかなっていうのはあります。一方これからが勝負ですので、きょうのこの朝の瞬間から、また頑張っていこうと思う」
島尻さんは、国政では真っ先に子育て支援策や少子化対策などに取り組みたいと抱負を述べました。
きのう行われた参議院補欠選挙は島尻安伊子さんが初当選しました。その島尻さん、当選から一夜明けて喜びと抱負を語りました。
新人同士の事実上の一騎打ちとなった参議院補欠選挙は、島尻さんが25万5000票余りを獲得。野党が推す狩俣吉正さんに２万7000票の差をつけて初当選しました。当選から一夜明け島尻さんは家族とともに当選の喜びを語りました。
島尻さん「当選させていただいたのかなっていうのはあります。一方これからが勝負ですので、きょうのこの朝の瞬間から、また頑張っていこうと思う」
島尻さんは、国政では真っ先に子育て支援策や少子化対策などに取り組みたいと抱負を述べました。
参議院沖縄県選出議員補欠選挙 記者解説
まず野党ですが、知事選に続いて敗れたショックは相当大きいです。特に、これまで守ってきた革新の議席を明け渡したということは、沖縄革新の精神的支柱のひとつを失ったにも等しい訳です。７月の参院選に向けて、組織や戦略の見直しを早急に始めなければ、建て直しは相当厳しくなります。
一方の与党ですが、夏に改選を迎える自民党県連会長の選挙の３か月前に、補欠選挙とはいえ、島尻さんが当選した意味は大きいです。自公は磐石の態勢でこの勢いを夏の選挙につなげたいところです。
しかし、今回の選挙の候補者選考過程で、国会議員を中心とした選考メンバーと県議団の間で確執が生まれました。選挙に入っては一枚岩のようにも見えましたが、得票が25万票にとどまったということは、確執は修復できていなかったと見るべきでしょう。火種を抱える与党にも課題は残りました。
いずれにしても、夏に向けた選挙はもうスタートしています。有権者を投票に行かせるような選挙であってほしいと思います。