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県内の女子中高生が携帯電話などを利用した犯罪に巻き込まれた事件を受け、県教育委員会は、全ての県立高校で情報端末利用に関するアンケート調査を実施し8日、結果を公表しました。

調査は、県立高校に通う4万5000人あまりを対象にはじめて実施され全体のおよそ88パーセントにあたる4万人あまりが回答しました。

携帯電話で出会い系サイトを利用したことがある生徒は全体の1.3パーセントにあたる545人。また、携帯電話でSNSを利用し何らかの被害を受けたと回答した生徒は775人でこのうち、性的被害を受けたのが78人。被害を学校や保護者などに相談できなかった生徒は半数以上の422人にも上ることが明らかになりました。

県教育委員会では事態を重くみて今後、相談体制の充実や、外部有識者会議を開きネット犯罪防止に向けたガイドラインなどを作成していくということです。