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11月自衛隊が行う大規模演習で、地上から艦船を狙う地対艦ミサイルを石垣島に展開する方向であることがわかりました。
政府関係者によりますと、11月初旬から行われる陸・海・空自衛隊による統合演習で、地対艦ミサイルを石垣島に輸送し、展開する訓練を行うということです。
今回の訓練では実際に発射は行いません。地対艦ミサイルは射程が百数十キロあることから尖閣諸島周辺の艦船も目標にすることが可能で、海洋進出を活発化させる中国側をけん制する狙いもあるものとみられます。
また、今回の統合演習では県内の無人島を使って、離島を奪回するための上陸訓練も行う方向で最終調整しているということです。