続いては剣道!今年2回目を迎えた佐久川杯です。
小学生から社会人まで、各年代での団体戦ナンバーワンを決める佐久川杯・剣道優勝大会。なかでも中学・高校生は新チームで挑む初めての大会で、現在の実力を占う戦いでした。
開会式で優勝杯を返還した那覇高校キャプテン・仲間英吾くん。彼には特別な思いがありました。。
仲間英吾くん「他のとこには譲りたくないんで、また持って帰りたいと思います」
那覇高校は去年第1回の大会で、先輩たちが優勝。この夏のインターハイでも仲原くんは2年生で唯一、3年生とともに試合に出ていました。
仲間英吾くん「この大会までに(支えてもらった)3年生の力っていうのが大きくて、練習試合とかも組んでもらってるので、やっぱり恩返しっていう気持ちも持って、しっかり全力で当たっていきたいと思います」
この日は先輩も駆けつけました。「後輩たちの勝ちも願っているのでみんなで二連覇してほしいです。(優勝杯)もう一回那覇高校に持ち帰ってほしい」
3年生が見守る中、勝ち上がった赤のリポン那覇の3回戦。互いに1-1の五分で迎えると那覇は続く副将の伊禮聖人。2勝目を奪ったものの、続く昭和薬科の宮城に破れ再び五分となり、勝敗の行方は代表戦へもつれ込みます。代表戦、登場したのは主将の仲原でした。
仲間英吾くん「最後の試合まで気持ちを切らさないで、勝てるようなチームにしていきたい」
小手を奪う一本勝ちで勝利を収めた那覇。続く準決勝で前原とも接戦を演じますが、中堅戦で主将・仲原が敗れ、準決勝で姿を消しました。悔しさは、11月の新人戦にぶつけます。
仲間英吾くん「先輩たちの力を借りて、応援サポートもありますので、一から立て直していきたい」
一方、女子は6月の大会で優勝した興南と那覇が決勝で対戦。那覇が勝って、大会2連覇の栄冠を手にしています。