まずは琉球ゴールデンキングス。伊佐勉新HC率いる新生キングスが今シーズン初のホーム戦を迎えました。
プレシーズンゲームを含め、ここまで負けなし。勢いに乗って、ホーム初戦に挑むキングス。緊張した面持ちでコートに表れたのが、指揮をとる伊佐勉ヘッドコーチ。支える立場であったアシスタントコーチから、今シーズンは先頭に立って牽引するキングス初のうちなーんちゅヘッドコーチへ。
伊佐勉HC「アシスタントコーチの後は、ヘッドコーチという形でチームに携わりたいと思いましたし、いざやってみて実感しています、すごい大変なお仕事です。5人でしっかり守って、ヘルプし合って、一つのリングを守って。一つの得点をみんなで導いていくというチームスタイルというのを見ていただきたいと思います」
ブースター「開幕が楽しみで仕方がなかったです。最高な試合を期待しています」「期待しています!ムーさんを!GO!GO!伊佐キングスで!」
伊佐勉HC「非常に緊張はしていますけども、うちなーのチーム満載で、それにブースターの力も加えて、開幕はもちろん、シーズンを戦っていきたいと思います」
緊張と期待の混じるホーム戦。新生キングス、ティップオフ。
まずは流れをつかみたいキングス。その前で先に得点を重ねたのは、この試合が今シーズンの初戦となる東京サンレーブス。37番・井手勇次を中心に、立て続けに3Pを決め、前半だけで9本、決定率64.3%と驚愕の数字を残します。
それに対し、キングスはディフェンスからの速攻!流れを変えようと山内がディフェンスで見せれば!後半には、このオフェンスリバウンド!
これが全員で得点をとる今年のキングスのバスケット!
伊佐勉HC「この雰囲気で出来るのはとてもありがたいこと。ヘッドコーチとして指揮をとる形になって初めてでしたので、それを力に変えられるように」
4点を追う第4Qには、新加入のランダル!今年からチームに加わった新戦力で逃げる東京を終盤でとらえます!
そして試合は5分間の延長戦へ。
伊佐勉HC「あと5分出来るので、お客さんに良いバスケットを見せようというのと、アグレッシブに、ディフェンスもオフェンスも攻めていこうということは言いました」
ブースターとともに目指したホーム戦の勝利。しかし…。
最後は、気迫に勝った東京。新生伊佐キングスのホーム初戦は黒星スタート、それでも続く2戦目は勝利で飾り、これからのシーズンに向け、課題と自信を得た船出となりました。
伊佐勉HC「チームでもっと共通理解を図らないといけないので、僕も選手も、チーム自体レベルアップしていきたいと思います。シーズンも始まったばかりなので、今シーズン最後まで応援していただきたいと思います」