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強い台風23号は5日午前、勢力を強めながら沖縄本島、先島諸島に近づいています。
強い台風23号は5日午前11時現在、那覇市の南およそ190キロの海上にあって、1時間におよそ15キロの早さで北西へ進んでいると見られます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。
沖縄本島地方では5日朝から強い風と雨が降っていて、午前10時過ぎには那覇市で29.9メートル、南城市で午前8時過ぎに34.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
那覇空港では旅の日程を早めて帰ろうとする多くの観光客の姿が見られました。10代の女性は「バナナボートとかできなくて。ちょっと残念です」と話し、30代の男性は「もともときょう帰る予定だったのが1日遅れました」と話していました。
この台風の影響により、那覇空港を離発着する空の便は午後には全便が欠航となり、本島と周辺離島を結ぶ海の便もすべて欠航となっています。
また、宮古島地方でも徐々に風が強まってきています。5日夜には更に風は強まり、最大瞬間風速は55メートルとなる見込みです。厳重に警戒してください。