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2013年度中にも国立公園に指定される予定の慶良間諸島で環境省の中央環境審議会・自然環境部会が現地を視察しています。

国立公園指定に向けて行われたこの視察は3日間の日程で座間味島や渡嘉敷島などを周ります。

一行は10月30日、座間味島の各地を視察し、展望台からかつて沖縄と中国との貿易の際に利用された阿護の浦湾を見たほか、同行した宮里哲村長から沖縄の冬の観光の目玉となっているホエールウォッチングの説明などを受けました。

中央環境審議会・自然環境部会の武内部会長は「ほんとに素晴らしいサンゴ礁の生態系がこの地域に残っている、という非常に強い印象を持ちました」と話しました。

慶良間諸島は今後、審議会の答申を経て、2013年度内に国立公園に指定される見通しです。

実現すれば、西表石垣国立公園に次いで県内では2つ目、全国で31番目の国立公園となります。