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2015年1月の完成に向け工事が進んでいる伊良部大橋にかかる県の環境影響評価審査会が、9月24日、那覇市で開かれ、海底の砂の動きの調査の必要性が委員から相次ぎました。

審査会には、大学教授らが参加し、県への答申案について審議が行われました。答申案では、移植した植物の生育状況や、オカヤドカリといった動物の生態系への工事による影響を、引き続きモニタリングすることが盛り込まれています。

会合の中で委員から、これまでの橋脚や仮桟橋の設置で、砂浜の形状が変化したことから、環境への影響をしっかり把握するため、海底での砂の動きを予測することなど、踏み込んだ調査を求める意見が出されました。

宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋は、全長およそ3.5キロで、2015年1月に完成予定です。