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こんにちは、スポーツです。沖縄唯一のプロレス団体、琉球ドラゴンプロレスリングが4月の旗揚げ以来のビッグマッチを迎えました。きのう行われたサッカー、天皇杯県予選決勝去年の覇者FC琉球に挑む海邦銀行SCの一戦とあわせてどうぞ!

国内三大タイトルの一つサッカー天皇杯!都道府県の代表チームを決める沖縄県の決勝戦が、きのう行われました。去年の覇者FC琉球に挑むのは、アマチュアチームの海邦銀行SC。

その海邦に今年入り、主力メンバーとして出場するのが秦賢二選手。以前、FC琉球の選手でした。

秦賢二選手「僕が以前いたチームでもありますし沖縄でもトップレベルのチームだと思っているのでチャレンジャーの気持ちを忘れず1精いっぱいやりたいと思います」

海邦は、前半、秦を中心に、FC琉球の勢いを止めます。

秦選手「この海邦で今やってる姿でも見てもらえるだけで僕は幸せだと思うので、とりあえず頑張ってる姿は見せたいと思います」

しかし後半FC琉球が息を吹き返します。海邦のパスを奪い、ディフェンスが7人いる中でのこのプレイ!最後は吉田正樹!さらに後半24分には棚橋雄介!FC琉球が2年連続で勝利し、天皇杯全国切符を手にしました。

秦選手「僕たちが頑張ることで沖縄のサッカーのレベルも上がると思うし琉球だけじゃないっていうのを皆さんに見て頂けると、またこれからも違った意味で楽しみが出来ると思うので」

リング上で、ど迫力のパワーと技がぶつかり合う「コザバトルフェスタ」今回は、数々のタイトルを総なめにしてきた「プロレス界の帝王」・高山善廣が参戦!会場も湧きます!

汗と声援が飛び交うおよそ7時間前。まだ何もない会場には、今回のマッチを主催している「琉球ドラゴンプロレスリング」の選手たちの姿が。

今年4月に旗揚げした琉球ドラゴンプロレスリング。去年、沖縄のプロレスをけん引してきた沖縄プロレスが県内での活動を停止。所属選手であった「グルクンマスク」が沖縄でのプロレスを諦められずに立ち上げた、現在沖縄唯一のプロレス団体です。

グルクンマスク「沖縄でプロレスが見たいというお客さんがかなりいらっしゃったんで、僕は人にいろんなことを伝えていきたいので、プロレスを通じて感動することであったり、勇気をもらうことであったり、それは僕自身がプロレスから感じたことなので。」

自分たちでリングの組み立てや売店の設置など会場の設営を行っている選手たち。まだまだ団体の認知度も低く、観客数などの面で苦労が多いのが現状。そんな琉球ドラゴンプロレスリングにとって高山善廣をはじめ、ビッグなレスラーを招いた今回のマッチは大きな意味を持ちます。

グルクンマスク「その選手にも負けないレベルのものをちゃんと僕らが持っているんだよというのをアピールできれば、もっと広がっていくと思いますので

明日動けなくなってもいいやという気持ちで今いますので。」

気合いを入れて臨むビッグマッチ。会場には、300人を超えるファンが集まり、幕を開けました。全4試合組まれたマッチ力のぶつかり合う迫力の展開が会場を沸かせれば…

ユーモアを交えたマッチもあり、会場が笑いに包まれます。

そして…迎えたメインのタッグマッチ。意を決したグルクンマスクがキャプテンイーグルと組み、帝王・高山善廣に挑みます。

立ち向かうグルクンマスクらを前に高山の圧倒的なパワーがさく裂します。エスカレートするマッチは場外へ。

ここ沖縄で、プロレスの魅力を伝えるグルクンマスクらも反撃に出ます!そしてお互いが全力でぶつかりあった試合はクライマックスへ…

力は及ばなかったものの、気持ちのこもったマッチは会場を魅了しました。

グルクンマスク・試合後マイクパフォーマンス「リングの上で死んでもいいくらいプロレスが大好きです、この沖縄でプロレスがやりたいんですよ。」

観客・男の子「こっちに場外乱闘の時に前に来た時にもう、(選手が)ちょーでかくてびっくりしました。」

女子2人組「想像と違ってすごい面白いものだと思いましたまた来たいと思います。」

グルクンマスク「一歩か半歩なのかわからないですけど、でも後ろには進んでいないと思いますねきょうは、確実に前に進んだと思いました。」

以上スポーツ部でした。