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「辺野古区民全員が基地建設を認めたわけではない」と、31日、基地建設に反対する名護市辺野古の住民112人の署名が区に提出されました。31日に署名を提出したのは辺野古にすむお年寄りを中心にした「普天間基地の移設に反対する有志の会」で5月15日、辺野古が区としての基地建設反対決議を撤回したことを受けて「区民全員が基地に賛成したわけではない」と10日間で112人の署名を集めました。
現在辺野古区の有権者数は1112人で、10人に一人が反対の意思を表明したことになります。署名の提出にあたって辺野古区のお年寄りは「これから50年、100年先の辺野古区の運命を、たった18人の行政委員会が決める権利はないはずです」と挨拶しました。反対決議を撤回した辺野古区の行政委員会は地域振興や補償の充実を求めていく方針ですが当初は区民の大部分が新たな基地の受け入れに反対していた経緯もあり改めて提出された反対署名は今後波紋を広げそうです。