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沖縄社会保険事務局のサービス改善を協議する会議が開かれ、委員から現在、大きな問題になっている年金記録処理問題への対応を批判する意見が相次ぎました。

この会議は、社会保険事務局の業務改善と行政サービスの向上のため、外部の有識者6人の委員から提言や意見を聞くため開かれました。

ところが会議では冒頭、委員の一人が年金問題を取り上げ、「基礎年金番号に統合できない件数が5000万件、受け取れるはずの年金がもらえなくなるという重大な問題だ」と切り出しました。

会議には社会保険事務局の職員13人以上が出席していて、委員らは「年金受給対象者の窓口対応に当たるべきで、重大な時期に多くの職員がここにいる必要があるのか」と厳しく批判しました。

さらに委員らは「差し迫った中でサービスをどうするか、議論するのは空しい」と述べ、社会保険事務局の姿勢に疑問を投げかける一幕もありました。