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OIST・沖縄科学技術大学院大学の研究グループが、サンゴと共生する褐虫藻のゲノム、遺伝情報の解読に世界で初めて成功しました。褐虫藻のゲノム解読に成功したのは、OISTの将口栄一リーダーらの研究グループです。
今回解読したのは「シンビオディニウム」と呼ばれる褐虫藻のゲノムで、およそ4万2000の遺伝子情報が得られました。
グループでは、2年前に世界で初めてサンゴのゲノム解読に成功していて、今回、褐虫藻のゲノムを解読したことで、サンゴと褐虫藻の共生のメカニズムや白化現象の原因解明など、サンゴ礁保全に向けた研究が進むことが期待されています。