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去年、アメリカ軍から返還された読谷補助飛行場の一部と瀬名波通信施設の土壌調査で基準値を超える有害物質が検出されたことが7日わかりました。去年7月に返還された読谷補助飛行場の南側地域は返還以前の1989年から民間業者が自動車解体をしていて廃車の積み置きや不法投棄があったため土壌汚染が懸念されていました。

那覇防衛施設局が先月までに行った調査で、廃車や鉄くずが積まれていた場所など合わせて4600平方メートルの土壌から基準値を超える鉛やフッ素の有害物質の他、油が検出されました。また、瀬名波通信施設のガソリンスタンド跡地からは油の臭いが、発電施設の跡地からは基準値以下の鉛が確認されていて、施設局では今後、汚染した土の除去や舗装などの処理をした上で地主へ引き渡す方針です。