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5月、嘉手納基地で起きた大量の燃料漏れ事故を受けて嘉手納町議会はけさ基地対策特別委員会を開きアメリカ軍に対し素早い情報開示などを求めていく方針を固めました。

燃料漏れ事故があったのは嘉手納町役場から800メートルほど離れた嘉手納基地の駐機場エリアです。アメリカ軍は5月25日に事故があったにも関わらず県に連絡があったのは発生から一週間後でした。

これを受けて嘉手納町議会はけさ基地対策特別委員会を開き今後の対応を協議。初めに基地渉外課の職員から漏れ出したジェット燃料の量は当初より多いドラム缶およそ120本分だったと報告がありました。

委員会ではアメリカ軍に対し素早い情報開示などを求めていく方針を固めた他嘉手納町や沖縄市など基地を抱える市町村では、8日、基地の中に立ち入って現場を確認して司令官に直接抗議することにしています。