※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
去年県内で自殺した人は400人で、調査をはじめて以来最も多かったことが分かりました。
県警察本部のまとめによりますと、去年の県内の自殺者は400人で、おととしより41人も増え、過去最悪となりました。400人台に達したのは初めてです。
自殺者の8割近くは男性で、なかでも40代、50代の自殺者がおよそ半数を占めていて、働き盛りの男性が命を絶つ例が他府県に比べ多くなっています。また、動機は病気を苦にした自殺が118人と最も多くなっていますが、経済的な悩みや、そのために抑うつ状態になるなど、いくつも悩みが重なり、誰にも相談できずに自殺するケースが目立つということです。
県障害福祉保健課では「自殺者が直前に発するSOSのサインにいち早く気づくことが予防につながる。保健所などの相談窓口でまずは悩みを話して」と呼びかけています。