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1968年に那覇市で発見された、山下町洞人が、現代人の祖先である新人に分類されると発表されました。宜野湾市で開かれている太平洋学術会議の中で、県教育庁の藤田祐樹さんは、山下町洞人の骨と縄文人の骨を比較した研究結果を報告しました。その中で、骨の形態、頑丈さなどの特徴から、現代人の祖先である新人に分類され新人としては日本最古の人骨であると発表しました。
又、藤田祐樹さんは「ホモサピエンスだと確認されたことで、確実に3万7千年前にホモサピエンスが沖縄、そして日本列島へ到達していたという証拠になる」と話し港川人など他の化石人骨と山下町洞人を研究する事によって沖縄にどんな人々が住んでいたのかを解明する手がかりになると見ています。