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15日、国頭村で車にはねられたヤンバルクイナが見つかり、保護されました。2007年に入って10件目の交通事故です。このヤンバルクイナは15日早く、国頭村の県道2号でドライバーの男性が倒れているクイナを保護しました。全身を強く打ち、身動きできなくなっていましたが、治療を受けて、現在は歩けるまでに回復しています。

2007年4月下旬から6月15日までに10件もの交通事故が発生。7羽のクイナが死亡しており、6月だけでも5件発生しています。

NPO法人・どうぶつたちの病院の長嶺隆獣医師は「林道を走る人たちが、事故があるんじゃないか、目の前にヤンバルクイナが出てくるんじゃないかと注意する。これが一番の効果」と話しています。

過去最悪だった2006年を上回るペースの交通事故に、関係者も危機感を抱き、ドライバーに対して一層の注意を呼びかけています。