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糸満市の平和祈念資料館に今年までにあらたに収蔵された戦時中の品々が、20日から一般公開されています。
新収蔵品展には過去3年間に一般の人たち、およそ60人から寄贈された戦中や戦後を物語る衣類や手帳、書類などおよそ500点が展示されています。
なかには、爆撃を受け穴だらけとなった金属製の鉢や60数年たった今も砲弾がめり込んだままの木の幹もあるほか、当時攻撃を受け沈没した疎開船・対馬丸の犠牲者が、打ち上げられた奄美大島で埋葬された人たちの名前を記した手帳もあります。また、アメリカ軍の記録映像に写っていた真栄城初枝さんが当時着ていた着物もあります。
平和祈念資料館の新収蔵品展は7月末まで開かれています。