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普天間基地の移設に絡み、沖縄防衛局は31日、名護市辺野古への基地建設に向けた辺野古沿岸部の埋立申請の補正文書を県に提出しました。
31日正午前、県庁には沖縄防衛局の職員3人が訪れ、補正された文書4部を提出しました。
沖縄防衛局は2013年3月に辺野古沿岸部の埋立申請書を県に提出しましたが、県は埋立に必要な土砂の採取場所や搬入経路などを具体的に示すよう33項目の補正を求めていました。
提出を受け、仲井真知事は「そんなにびっくりしないでください。注文したものが届いたということですから、これからチェックに入る。きちっとルールに従って受け付ける、ルールに従ってチェックして、ルールに従って答えを出すということですから、淡々と粛々と進めるということです」と話しました。
県では6月3日から形式審査を行い、適正と判断した場合は、県庁や名護市役所などで3週間にわたって縦覧を行います。
その後、関係機関である名護市の稲嶺市長に意見を求め、仲井真知事は8ヶ月程度で埋立を承認するかしないかを判断する見通しです。