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糸や布、紙など繊維素材を使って独特の世界を表現するアート展が那覇市のデパートで開かれています。
畳の材料であるいぐさで編んだベストや特殊な方法で紙すきを行い、立体的に仕上げたペーパーオブジェなど、会場には8人の作家が手掛けた温もりのある作品が並んでいます。
作品を出展した沖縄県立芸術大学の田中睦治教授は「1枚の布がお客さんと染め手、作り手との間で繋がるというか」「みんなでファイバー・アートの可能性を追求してるという、そういう展覧会だと思います」と話しています。
会場では布を購入し、かりゆしウェアなどに仕立ててもらうこともできるということです。この展示会は5月13日まで開かれています。