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14日午前8時20分ごろ糸満市の工事現場で不発弾らしきものが爆発し、作業員1人が大ケガをしました。
中村裕記者リポート「水道管に敷設工事を行っていたところ突然爆発がおきました。現場は大量の土が飛び散っており、爆発の衝撃を物語っています」爆発があったのは水道工事現場で、14日午前8時20分ごろ「爆発のような大きな音がした」と110番通報がありました。
警察によりますと現場は水道管の敷設工事中でパワーショベルの先が不発弾とみられるものに接触し爆発。作業をしていた豊見城市の古波蔵純さん(25)が顔や頭から出血するけがをして病院に運ばれました。命に別条はありません。音を聞いた付近住民の男性は、「爆発のような『ドーン』というような感じで、地震かと思った」と話していました。また工事関係者の男性は、「(爆発現場は)尋常じゃない状態だった。(パワーショベルの作業員は)座席と操作レバーの間に横たわっていた」と話していました。
県内では今年度、9180発の不発弾が見つかっていて、1974年には那覇市内の保育園の近くで不発弾が爆発して4人が死亡し、34人が重軽傷を負う大事故も起きています。現場では詳しい調査が続いています。