※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

県産の農林水産物を応援するVIVA!うちなーむん。今日のうちなーむんは県内ではここだけという特産を持つ与那原町。今が旬、カルシウムたっぷりのヒジキです。

News Photo

大矢記者「今回のVIVA!うちなーむんは与那原町から。こちらなんだかわかりますか?実はこれ与那原町自慢のヒジキなんです。最盛期を迎えた漁場では大忙しで収穫が行なわれています」

与那原町自慢の特産品・ヒジキ。岩場を覆い尽くすその姿はまるでヒジキの滝のようです。

News Photo

「根っこありますよね?この根っこを残すんです。来年ここから目が出るわけ」

収穫作業は3月中旬から5月中旬までのおよそ2か月間続きます。しかし、難しいのはタイミング。大潮か中潮の干潮時にしか収穫できないため、天候などを考慮するとなかなか収穫できない時期もあります。まさに漁と同じ。ちなみにヒジキ漁には漁業権があり、誰でも獲れるというものではありません。

News Photo

与那原漁業協同組合・金城幸有理事「全部いいヒジキですよ」

ヒジキ漁歴20年余りの金城さん。ヒジキが育つ条件は雨が多く悪天候の方がいいのだとか。

金城さん「波の荒いところはよく伸びる。静かな所は短い」

毎年このヒジキの収穫時期だけ手伝うという方も多く、中には40年以上のベテランもいます。

「船越さんがベテラン」「ヒジキ40年のベテラン」

一方で、若い人も。

桃原勇木さん「19歳です。生まれ育った地元でこんなのが獲れるなんてすごいなって。しんどいですよ。刈るのは簡単だけど、詰めて持って。足場も悪いので何度も転んで海に落ちた」

News Photo

そう、簡単そうに見えて、とても大変なヒジキの収穫作業。足場が本当に悪く…。カメラマンも転んでしまいました。

この日の収穫量は15人で2トン。クレーンで水揚げされた与那原ヒジキは加熱処理され、茎ごと出荷されます。

News Photo

金城さん「柔らかくてとってもおいしいです。ミネラルやカルシウムもいっぱい入っていますので、どうぞ食べてください」

さて、そんな与那原ヒジキを使って、大城しま子先生に簡単、おいしいレシピを紹介していただきます。

News Photo

大城しま子先生「ヒジキはミネラル、カルシウム鉄分が豊富です。女性の方には美容にいいと思います。今日はヒジキと季節の野菜を使ったサラダを作ります」

与那原ヒジキは茎を食べやすい長さに切り、熱湯をかけます。

News Photo

材料は人参、玉ねぎ、キュウリ、セロリなどお好みの野菜にちくわ。すべて千切りにします。最後にごま油を加えたポン酢をかけて、全体を和えたら出来上がり。彩りがきれいなヒジキのサラダの出来上がりです。

>>大城しま子 野菜ソムリエの“おうちでごはん”

News Photo