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冬場に流行する事の多いノロウイルスによる感染性胃腸炎が、北部の福祉施設で集団発生し、６月末から２日までに48人が発症しています。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したのは、北部保健所管内の福祉施設です。この施設では、６月21日に入所者のひとりに下痢や嘔吐、発熱の症状があり、翌日の22日から24日にかけて、次々と18人に同じ症状が出たため、北部保健所に連絡。検体を検査したところノロウイルスが検出されました。
発症した患者に重症者はなく、命に別条はないということです。この施設ではその後、毎日、症状のある人が出て、２日までに発症者は職員を含む48人となっています。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は例年、秋から冬にかけて拡大しますが、夏場でも集団感染の可能性はあり、県では日頃の手洗いの徹底を呼びかけています。