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八重山地区の公民教科書問題で、竹富町教育委員会は東京書籍版の教科書を使用するこれまでの基本姿勢を貫くことを確認しました。

竹富町教育委員会は10日の臨時委員会で、教科書採択に関する文部科学省からの質問について対応を協議しました。質問は、政務官の直接指導のあと、どのような検討がなされたのか。また、国による無償給付が出来ない状況についての見解など3項目にわたっています。

10日の協議では、これまで通り東京書籍版の教科書を使用するという委員会の姿勢を貫くことが確認されました。

県では「委員会の決定を尊重せざるを得ない」としながらも、今後も継続協議で3市町で同一の教科書を使うよう指導するとしています。