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大相撲の九重部屋に入門し、このほど十両に昇進した千代皇関が9日、母校・中部農林高などで昇進を報告しました。
9日に県教育庁を訪ねた千代皇関は関係者に十両昇進を報告。その後、母校の中部農林高校を訪れ、後輩たちから祝福を受けました。
千代皇関の基王代仁さんは与論島出身。中部農林高校を2010年3月に卒業後、九重部屋に入門。先場所、十両昇進を決め、5月場所から関取として上位を目指します。
千代皇関は後輩たちに「夢をつかむことが出来て、こうやって今、みなさんにお祝いしてもらって、挨拶もできるようになりました。それも含めて4年生の皆さん、特に就職のことも色々あると思いますが、自分の好きな事をできるように頑張ってほしいと思います」と話しました。
これに対し中部農林生徒会長の西村藍海さんは「私たち3年生にとって、勇気を与えたと思います。これからも先輩の活躍を期待し、生徒一同応援しています」とこたえました。
また九重親方も「後輩たちにいい希望、夢を与えるような頑張りをしていかなければいけないんじゃないかなと思っています」と千代皇関の活躍に期待を寄せました。
千代皇関と九重親方は10日、関取のふるさと・与論島でも十両昇進を報告します。