去年5月、トマトの拠点産地として認定された豊見城市。トマト農家は現在120件で県内生産の半数以上を占めています。売られているトマトの種類にもビックリ。ファーマーズにはこれだけありました!
豊見城のトマト農家が一丸となってつかんだ拠点産地化。高品質と安定生産の裏には3つの努力がありました。
長嶺哲也さん「(Q.すごい立派なハウスですよね?)ハウス内の温度調整をして一定量を出荷できるように意識しています。」
台風が来てもビクともしないというこのハウス。そして、大型の換気扇や、自動で水や肥料を散布する機械。
長嶺さん「こういう赤いのをとってください」
子ども「獲れたよー」
旬の時期にはこうして市内の園児を収穫体験に招いたり、収穫祭を開催して地域の人にトマトをふるまいます!
子ども「おいしい」「あまーい」「おいしいぞー」
長嶺さん「励みになりますしこれからもっと美味しいと言われるものを作ろうという気持ちになります。」
そして、1番のポイントは。
農業というと「後継ぎがいない」という時代は豊見城では昔のこと!長嶺さんもお父さんにならって始めた農業。こちらの長嶺さんは東京のレコード店をやめてトマト作りを始めたんだとか。
赤嶺さん「どんどんアイディアを出してやっていかないといけないので、高いレベルでいられるように責任は大きいと思います。」
現在、糖度を上げる工夫や効率のよい収穫方法など、日々研究を続けている生産部会のみなさん。豊見城産トマトの勢いはトマトだけにトマりません!
さて、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生に、簡単おいしいレシピを紹介していただきます。
大城しま子先生「トマトはこの赤い色がリコピンと言って抗酸化作用が強く体をきれいにしてくれます。きょうはトマトのマリネを作りたいと思います。」
材料はミニトマト2パック分。パセリと玉ねぎはみじん切りに。調味料は全て大さじ1ずつです。おいしさのポイント。ミニトマトは爪楊枝で1カ所穴をあけてお湯の中に入れていきます。
さっとお湯にくぐらせ、皮をむきます。こうすることで味もしみ込みやすくまた口当たりもよくなるそう。あとは調味料と和えるだけ。先生の料理教室でも絶賛のレシピ。あっという間になくなってしまうおいしさですよ!