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4月28日、政府が「主権回復の日」の式典を開催することを受けて県内の女性団体代表らが27日、抗議と開催の撤回を求める会見を開きました。

27日の会見の冒頭、県女性団体連絡協議会の伊志嶺雅子会長は「4月28日主権の日を開催すると聞いたとき憤りを抑えることが出来ませんでした」と述べました。

協議会では、今なお続くアメリカ軍の事件事故や基地の負担といった沖縄の置かれた現状を無視して「あたかも日本が独立したかのような式典開催に怒りのやり場がない即刻中止してもらいたい」と強い憤りを表しました。

沖縄県華道文化研究会の吉田紫峰会長は「(4・28を)知らない世代が多くなって日本国がだんだんと右傾化が進んで、安倍さんは、支持率が上向いてきているそうですが、そこで悪乗りをしているように思えるんですけどね」と話しました。

会では式典への抗議と開催撤回を求める要請書を安倍総理らに送るとともにまた、仲井真知事に「祝福ムードの式典へは出席しないよう要請する」と話しています。