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資金不足のため活動を休止してきた民間のドクターヘリ、メッシュ・サポートがおよそ1年5か月ぶりに運航を再開することになりました。
メッシュサポート小浜正博理事長は「今回からは従来通り、現場に行って、処置をして、安定した状態で患者さんを運んでくると」と話します。
沖縄本島中北部を中心に、民間のドクターヘリで救命救急を続けてきたメッシュは、東日本大震災の発生以降、資金源としていた企業や個人からの募金が東北などに向けられたため、資金難に陥り、2011年秋から活動を休止してきました。
そこで、これまで航空会社に一括で委託してきた運航形態を見直し、今回からは部分的な委託に切り替えることでコストを削減し、3月10日をめどに運航再開に踏み切ります。
小濱理事長は「ここ20年、いろんな(医療の)問題は何も変わっていない。(県民)130万人のうちの(北部は)10万少しという限られた人口ではあるが、広域性からいうとそれではすまない」と話します。
メッシュの2012年度の残りの資金は2400万円ですが、2013年度1年間活動を続けるためには最低でも7000万円が必要ということで、県内の企業や個人に協力を呼び掛けています。