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政府の名護市辺野古沖の埋め立て申請を前に北部地域振興協議会のメンバーが、13日普天間基地の辺野古移設を進めるよう要請しました。

要請団は、2月に開いた市民大会での決議を与世田副知事に手渡し、辺野古への移設を早期に実現するよう政府に求めてほしいと要請しました。これに対し与世田副知事は「辺野古は事実上不可能」と述べ、県外移設を求める方針に変わりはないとする県の考えを示しました。

与世田副知事は「知事は前回の知事選挙において、普天間飛行場の県外移設を公約に掲げているところであり」「辺野古は事実上不可能であると申し述べている通りでございます」と述べました。

要請の後、北部振興協議会の島袋吉和会長は「県としては県外移設の立場ですが?」という記者の質問に対し「それは十分わかっておりますが、我々としましては、17年間にわたってですね、移設容認をしているわけでありまして」「漁業組合さんも同じ気持ちでありますんで、一緒になって頑張っていきたいと思います」と答えていました。