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政府は、12日の閣議で1952年のサンフランシスコ講和条約が発効した4月28日が「主権回復の日」にあたるとして政府主催の式典を開くことを決定しました。

12日、国会内で開かれた閣議では、来月28日に政府主催の式典を開くことを正式に決定しました。式典の開催は自民党が2012年の衆院選で公約に掲げていたもので安倍総理も7日、国会での質問に「日本が主権を失っていた期間を知らない若い人が増えている。日本の独立を認識する節目の日だ」と答えていました。

しかし沖縄や奄美ではこの日を境にアメリカ軍の統治下に置かれたため「屈辱の日」と呼ばれています。政府主催の式典開催が正式に決まったことで、県民からさらに強い反発の声が上がるのは避けられません。