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40年以上に渡って利用されていなかったアメリカ軍飛行場跡地の国有地部分を本部町が買い取ることになり、売買契約の調印式が12日に那覇市で行われました。
本部町の上本部飛行場は、1971年までにアメリカから返還。しかしその後も自衛隊基地の建設のため、国が用地買収をしながら計画が中止になるなど、40年以上に渡って跡地が利用できない状態が続いていました。
12日、その跡地内の国有地部分、約10.9ヘクタールを本部町が買い取る契約が成立し、調印式が那覇市で行われました。
国有地の取得費用7480万円には一括交付金が充てられていて、国有地の取得に利用されるのは、初めてとなります。
本部町では跡地に農園や商業施設のほか、次世代の農産業を担う人材育成のための施設などを整備する計画を立てています。