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東日本大震災からまもなく2年です。2012年12月、西表島の海岸で見つかった郵便ポストが、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町から流れ着いたものであることがわかりました。

仲島勝則・八重山郵便局副局長は「驚いております。このポストが沖縄県に漂着したことは非常に考え深いものがあります」と話します。

この郵便ポストは、西表島北東部のユツン川河口の海岸に漂着しているところを2012年12月28日に住民が発見しました。

ポストには「セブン歌津」の文字が記されていて、東日本大震災で津波が襲った宮城県南三陸町に設置されていたものとわかりました。

直線距離にして2200キロを超える西表島へ漂流してきたポストは、郵便物の取り出し口の扉が壊れてはいるものの、その原型はしっかりと残っています。日本郵便によると津波により流失したポストは253本にのぼるとのことです。

八重山郵便局は、このポストを東北支社に送ることにしています。