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障害者のために住みよい社会を実現する為の条例制定を目指し、17日に宜野湾市でシンポジウムが開かれました。このシンポジウムは障害者が差別される社会を改めて考え、沖縄に障害者の権利を謳った県条例を制定しようと開かれたものです。
シンポジウムでは難聴の障害を抱えながら弁護士活動をする岡島実さんが県内全域で障害者の声を聴取し、それを基に作った条例案の骨子を発表。その案について意見を交わしました。
この中では、離島や僻地などで福祉行政やバリアフリーに格差があることや障害者の権利が尊重されていない現状など様々な課題が報告され、この問題に県民全体が関心を持つことの重要性が指摘されました。
シンポジウムを開いた団体では、平成22年度に障害者の権利条例の制定を目標に活動を進めていきます。