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オスプレイの訓練が増加する宜野座村城原区が、きょう、訓練の中止などを沖縄防衛局に求めましたが、防衛局はアメリカ側に申し入れる立場にないと答えました。
防衛局を訪れた城原区の大嶺区長は、住民地域近くのヘリパッドで、オスプレイの訓練が激化していると指摘。それにより、住民は不安と苦痛を与えていると訴え訓練の即時中止とヘリパッドの即時撤去をアメリカ側に申し入れるよう求めました。
沖縄防衛局側は「撤去とかヘリパッドの中止については、沖縄防衛局の方から米側に申し入れる立場にない」と話し、城原区行政委員は「米軍が城原に迷惑をかけているにもかかわらず、それを(米側に)言えないということはどういうことですか」と質しました。
防衛局側は「米軍には地元に配慮するよう申し入れている。防衛省にも28日の申し入れは伝えたい」とだけ答えました。
また、城原区が防衛局に訪問を連絡した際、対応した職員が「また来るんですか」と発言したとして、行政委員らが強く抗議しました。これに対して防衛局は、詳細を確認して区長に報告したいと答えました。