※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

年金記録の不備問題で、地方第三者委員会が3日に那覇市で開かれ、厚生年金が給料から天引きされているにもかかわらず、社会保険庁の記録では資格喪失となっている男性の申し立てを審議しました。

第三者委員会2回目の今回は、県内の男性が給料から厚生年金を天引きされているにもかかわらず、1986年11月から4か月分が社会保険庁の記録で資格喪失となり、年金が支払われなかったため不服を申し立てた事に対して審議しました。

この中で、第三者委員会は年金資格はシステム上、会社から届け出が無い限り無くなることはないが、事務的なミスで資格喪失になる可能性も否定はできず、この会社が現在存在しないため確認できないと説明しました。そして、給料表では天引きされていることが事実なので、国の年金法の改正を待って救済の方向で議論されるべきだと判断し、国の中央委員会での審議に委ねることを決めました。