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水素を燃料に、有害物質を全く出さないまさに究極のエコカーと言われる燃料電池自動車が沖縄県内で初めてお披露目されました。
燃料電池自動車は燃料の水素と空気中の酸素が反応して発電する電気自動車の一種。排気ガスなどの有害物質を一切出さないほか、水素を一度満タンにすると、370キロの連続走行が可能と、まさに「究極のエコカー」と注目されています。
日本自動車研究所の渡辺知絵技師は「自然豊かな沖縄に溶け込むのには、非常にいい車」と話していました。
車の価格は約1億円。現在、全国で実証実験が行われていて、3日には県内の工業高校の教師らが見学しました。
コストのほか水素を供給するステーションの普及などの課題はありますが、「究極のエコカー」は実用化に向け着実に進んでいます。