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続いては、今月25日にセンバツ甲子園の出場切符が届くのを首を長くして待っている沖縄尚学!4日に今年初の練習を開始し、意気込みを新たなにしていました。

去年秋の九州大会で優勝、九州王座に輝いた沖縄尚学。必要条件であるベスト4以上を大きく上回る成績を残し、センバツ出場をほぼ確実にした。

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比嘉監督「この1年を大切にするには、1日の積み重ねしかないと思いますから無駄な時間を絶対に過ごすことがないようにしましょう。いいですね。(ハイ!)」

一日の積み重ねが、夢に繋がる。今月4日、比嘉公也監督の言葉でスタートした沖尚ナインは、その後、波上宮へ。

諸見里匠主将「1月25日が発表なので甲子園出場して、出るからには優勝を目指して頑張らせて下さいと祈りました」

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25日の選考委員会でセンバツ甲子園出場が決まることから、45人の野球部員全員で出場を祈願した。

比嘉監督「(出場が決まる)25日は非常に楽しみではあるんですけれども、浮かれることなく、とにかくチームとしてできることを一日一日大切にやっていけたら良いと思っています」

諸見里主将、円陣を組んで「新年一発目の練習だからしっかり気を入れて集中して」

時折降る雨の中、沖尚ナインは今年初の練習もスタート!

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冬場は、体力強化の時期、ボールは一切使わず、走り込みと打撃力強化のための素振りに力を入れる。

柴引佑真選手「九州大会では思うようなバッティングはできなかったんですけど」

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沖尚、不動の4番柴引佑真。九州大会では、要所でチームの勝利を手繰り寄せるバッティングを見せたものの、本人は納得してはいない。

去年の九州大会でのチーム打率トップ5を見てみると、柴引は5人中、最下位。もっと力をつけたいと目標を立てている。

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柴引佑真選手「チャンスでは必ず一本が打てて、チームから信頼されるバッターになりたいです」

一方、九州大会で光ったのは投手陣。マウンドを守った左右二人の2年生投手には、エースナンバーへの思いがあった。

宇良淳投手「(自分は)県大会では背番号“1番”を背負っていたんですけど、九州大会では“10番”になってしまって、九州で優勝したのは嬉しい反面、自分の中で少し悔しさもあった大会でした。」

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比嘉健一朗投手「意識が変わったと思います。この1番を誰にも渡さず、自分で守り切って最後の大会まで、自分が引退するまで、この1番をつけていられるように頑張りたいと思います」

左右両投手の切磋琢磨が、沖尚のセンバツでの期待値を押し上げる。

厳しい練習の先に待つ甲子園の夢。今年はセンバツ85回の記念大会で、今大会限定の「東北希望枠」など去年より4校多い36校が出場、九州枠は例年通り4校が選ばれる予定。沖尚ナイン、運命の日は今月25日だ!

沖尚の出場が決まれば県勢としては、2010年に春夏甲子園連覇を果たした興南高校以来3年ぶりのセンバツだけに、期待もおのずと大きくなります。沖尚としても三度目のセンバツ優勝を目標にしています。