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アメリカ議会下院は、20日の本会議で、海兵隊のグアム移転経費を盛り込んだ法案を可決しました。凍結されていた海兵隊のグアム移転予算の一部が復活します。

可決されたのは、2013年度の国防権限法案で、沖縄の海兵隊をグアムに移転するための経費2600万ドル、およそ21億円が含まれています。

この予算は、移転計画全体の費用や、辺野古への新基地建設の実現可能性などに不明な点があるなどとして、2011年、上院が全額削除していました。

上院は2012年も、一旦予算を削除していましたが、下院との調整の結果、復活が決まりました。法案は上院で可決された後、オバマ大統領が署名して成立します。