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私たちの生活になくてはならない明かり。『この明かりから地球温暖化対策を』と呼びかける省エネ照明シンポジウムが19日、那覇市で開かれました。

このシンポジウムは、省エネやエコ対策が叫ばれる中、家庭や商業施設のCO2の排出量が1990年に比べて4割以上増えている現状に危機感を感じてほしいと全国で開催されています。会場には、一般の照明に比べて半分の消費エネルギーで5倍の寿命をもつLEDが採用された照明が展示され、電気事業者は熱心に説明を受けていました。

シンポジウムを主催した環境省地球環境局の染野憲治室長は取材に対し、「沖縄のライフスタイルが夜型なので、店舗の照明の省エネ化を進めて欲しい」と話していました。また、パネルディスカッションでは照明を入れ替えたことで年間241.7トンのCO2削減に成功した浦添総合病院の事例なども紹介されました。