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国がまた動き出しました。沖縄防衛局は18日、普天間基地の名護市辺野古への移設に向けた環境アセスの補正文書を突然、県に提出しました。

18日午後3時半ごろ、20人以上の沖縄防衛局の職員が県環境政策課や海岸防災課などに環境アセスの補正文書を運び込みました。文書を詰めた箱は全部で24箱におよびます。

環境政策課の大浜浩志課長は運び込まれた当時の様子を「3時25分ごろ電話があり、5分後に届けるということでした。調整もなく、突然連絡があったということで」と語りました。

また一報を受けた又吉進知事公室長も「きょう、この時期かと驚いている。法令にのっとってきちんとやるべき審査をしたうえで判断する」と話していました。

提出された環境アセスの補正文書は法律と条例上、県により不備がないか、また体裁が整っているかどうかなど、形式上の審査が行われるだけで、審査の終了後は防衛省による公告・縦覧が行われることになります。

国は2012年内にも手続きを進めたいとしていて、今後は政府がいつ仲井真知事に対し、辺野古の埋めたて申請をするかに焦点が移ります。