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琉球王国時代の貴重な紅型や織物を紹介する特別展が13日から首里城で始まりました。

特別展では、琉球王国時代、王族クラスが着ていた歴史的な紅型から大胆なデザインの現代の紅型まで10点が公開されています。

当時王族しか着ることが許されていなかった黄色で染められたこの紅型は男性が着ていたもので雪の結晶を表す「雪輪」に梅や桜といった春の花、さらには秋の楓まで、季節感にこだわらない琉球独特の世界観が表現されています。

また、19世紀末期に作られた紅型には、男の子の健やかな成長を願う稲妻の模様が描かれています。展示会は2013年1月14日まで開かれています。