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北朝鮮による事実上のミサイル発射予告を受け、迎撃用ミサイルシステムPAC3を積んだ輸送艦が6日、宮古島や沖縄本島にも到着しました。
6日午後2時半すぎ、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が中城湾港に接岸。PAC3発射台などの機材を積んだ車両はその後、本島内2か所の配備先へと向かいました。PAC3の機材の運び込みは7日も中城湾港で行われることになっています。
また、6日午前7時過ぎには輸送艦「おおすみ」が平良港に接岸。20台の輸送車両は市街地を通り、午後1時までに宮古島分屯基地に運び込まれました。
一方、5日にPAC3が到着した石垣市では到着と同時に設置作業が進められ、6日朝、八島海岸沿いには2機のPAC3が設置されているのが確認されました。
北朝鮮は10日から22日の間に「人工衛星」と称するミサイルを発射すると予告。石垣島や多良間島などの上空を通過する恐れもあるとして、防衛省では県内4か所にPAC3を配備しミサイルの一部が落下した場合などに備え、迎撃態勢を取るとしています。