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九州各県の温度差が浮き彫りになりました。
７日の九州市長会でオスプレイ配備撤回を求める決議案が一部の反対で可決できず、理事会に一任されていましたが、８日にタイトルや内容の一部を変更した決議文が承認されました。
７日の総会を受けて開かれた８日の理事会では、新たな決議の文案が示されました。当初はタイトルが「オスプレイ配備の撤回を求める決議」とされていましたが、沖縄の基地負担軽減を求める決議に変更されたほか、内容も配備撤回の件は削除され、これ以上沖縄県に基地負担を押し付けることがないよう求めるという文章に変更されました。
うるま市の島袋俊夫市町は「全国の国民の問題としてこれを取り上げて頂きたいという思いがあったわけで、その含意はきょう通ったものだと思っております。真剣にこれが九州市長会で議論されたということを大いに評価したいと思っております」と話します。
決議は理事会で辛うじて承認されたものの、原案に比べるとかなり後退した印象は否めず、沖縄の基地問題に関する九州各県の温度差が浮き彫りになりました。