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県内の社会問題について若い世代が議論し、意見や思いを共有し発信していこうと3人の女子高校生たちが企画した討論会が人数も学校数も増え活動の広がりを見せています。

1回目は「オスプレイについて」ディスカッションしたMAKING FUTURE。今回は、首里や那覇西興南高校からも参加し23人の生徒たちが「基地問題は、何が問題なのか?」をテーマに話しを広げていました。

「アメリカとかちゃんと教育するべきだけどあんまりしないで来るから11時とかなっても基地の中に入らないからちゃんと教育がされてない」「それに加えて罰が軽いというのもある」。

「絶対に植民地みたいな感じに思われているなってたまに思うんですよ」話題に上るのはアメリカ兵による相次ぐ事件や兵士の教育について。アメリカに留学経験のある女子生徒はアメリカの現状を語っていました。

留学経験のある女子生徒は、「沖縄に米軍基地が存在することを知らない人もいるわけだから沖縄でこういう被害があることも分からないし、アメリカ人が実際に住んでいるというのも分からない」と話しました。

参加者全員で、具体的に基地から見える問題を浮き彫りにしていきます。この4つの木は、彼らが出した基地問題について経済や被害・場所・意識その根本にある問題は何かを探っていきました。

そして「基地というのはなくなれなくなれっていってなくなるものではなくて、共通しているのは基地というものの必要性を薄くしていけばいいんじゃないか?必要性をなくしていくことで基地というものがたまはじきみたいにいくんじゃないか?」という考えや「たくさん上に問題がある中で根本的な問題はなにか?ってかんがえたとき答えはでなかったけどこれだけいろんな問題に気づけたことは本当によかったと思います。」という意見が出ていました。

基地の必要性を薄くするためにアジア間の国際協力に力を入れるべきといった意見や夢の広がる跡地利用についても話が広がり、3時間あまりの白熱したディスカッションとなりました。