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琉球王朝時代を偲ぶ古式行列が3日、首里城で再現されました。

首里城祭の一環として行われる古式行列は文化の日の恒例行事としてすっかり定着しています。

古式行列では路次楽の音色に合わせて首里城正殿を「御轎」と呼ばれる外出用の乗り物に国王と王妃が乗り込み、その周囲には位ごとに異なる色とりどりの帽子をかぶった王族や女官総勢250人が従います。

この行列は国の平和と豊作を願って国王が正月3日に首里の3つの寺を詣でる様子を再現したもので、今から500年程前に始まったといわれています。

およそ1キロの道のりをゆったりと歩く豪華絢爛な一大絵巻に、沿道に訪れた人たちは琉球の独特の文化を堪能している様子でした。