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2月に福岡高裁那覇支部で夜間の飛行差し止めを認めないとする二審判決が出た新嘉手納爆音訴訟で、周辺住民らが11日、上告しました。上告したのはおよそ400人の原告で、、騒音被害が認められなかった一部地域の損害賠償や、夜間の飛行差し止めなどを改めて求めています。

上告後の会見で、原告の一人の久高義栄さんは、「静かでやさしい夜を迎えられるように、最高裁まで我々のこの気持ちを訴えていきたい」と述べました。

また原告弁護団の神谷誠人弁護士は、「全国の爆音訴訟で、最高裁がアメリカ軍機の飛行差し止めを認めない判決を下した例があるが、司法は違法と認定された騒音から住民を救うことをまず考えるべきだ」と話していました。